smart home アクションを作成したら、アクションをテストして、想定どおり動作することを確認する必要があります。smart home アクションを他のユーザーと共有して、リリースに向けて Google に送信する前にアクションをテストすることもできます。
テストのためのセットアップ
続行する前に、Actions on Google Console でアカウントのリンクを設定し、smart home アクションを作成していることを確認してください。
アクションを手動でテストするか、テストスイートを実行するには、最初にアクションのデバイス テストを有効にして、Google アカウントにリンクする必要があります。この設定を行うと、Actions Console へのログインに使用したのと同じアカウントで Google Assistant サーフェスと Google Home app (GHA) をテストできます。
デバイステストを有効にする
デバイスのテストは、Actions Console を介して有効にします。
- プロジェクトを選択します。
- Actions Console にログインして、[Test](テスト)> [Simulator](シミュレータ)をクリックします。
[Start testing](テストを開始)をクリックします。
プロジェクトをリンクする
アクションを Google アカウントにリンクする手順は次のとおりです。
スマートフォンで Assistant 設定を開きます。Actions Console と同じアカウントでログインしていることを確認します。
- Assistant の設定で [スマートホーム] を開きます。
- 右下にあるプラス(+)アイコンを選択します。
- smart home アクションと [test] 接頭辞、設定した表示名が表示されます。
- そのアイテムを選択します。次に、Assistant はクラウド サービスを使用して認証を行い、
SYNC
リクエストを送信してユーザーにデバイスのリストを提供するよう要求します。
GHA を開き、smart home デバイスが表示されることを確認します。これで、任意の Assistant サーフェス(スマートフォンの GHA と Google Assistant app を含む)を介して smart home アクションを呼び出せるようになりました。
アクションのテストを実行する
Assistant 対応スマートフォンなどの実機でアクションをテストすると、ユーザー エクスペリエンスをテストして、アクションが想定どおりに動作するかどうかを確認できます。
アクションで使用されるトレイトに基づいて、さまざまなサンプルクエリとコマンドをテストする必要があります。ユーザークエリとコマンドの例については、トレイトのドキュメントをご覧ください。
手動でのテストに加えて、自動化された Google Home Test Suite を使用して、アクションに関連付けられたデバイスタイプとトレイトに基づいてユースケースを検証できます。テストスイートでは、ローカルの開発マシンのスピーカーまたは接続されたヘッドフォンと Google Home デバイスを使用して一連のテストが実行されます。
アクションを共有する
他のユーザーをプロジェクトに招待して、smart home アクションをテストできます。これは、開発チームの他のメンバーとプロジェクトを共有して一緒にテストできるようにしたいときや、製品版リリースの準備のために品質保証(QA)テスターとプロジェクトを共有したいときに便利です。
プロジェクトへのアクセスを共有する
他のユーザーとプロジェクトを共有して、アクションをテストするためのアクセス権をユーザーに付与する必要があります。
- Actions Console の右上にあるその他アイコン をクリックします。
- [Manage user access](ユーザー アクセスの管理)をクリックします。Google Cloud Console IAM 権限ページにリダイレクトされます。
- ページの上部にある [追加] をクリックします。
- 追加するユーザーのメールアドレスを入力します。
- [ロールを選択] をクリックし、[プロジェクト] > [閲覧者] を選択します。
- [保存] をクリックします。
これで、コンソールにアクションが表示されるようになります。プロジェクトに追加されたユーザーに事前通知は行われません。
テストを有効にする
アクションへのアクセスを共有しているユーザーは、スマートフォンなどの Assistant 対応デバイスでアクションをテストできます。シミュレータでの共有アクションのテストはサポートされていません。
smart home アクションをテストする前に、ユーザーはテストをセットアップする必要があります。
これらの手順を完了すると、ユーザーは Assistant app と GHA でアクションをテストできるようになります。