このページでは、スマートホーム アクションをリリースするプロセスについて説明します。
リリース前のチェックリスト
アクションをリリースのために送信する前に、プロジェクトが以下の要件を満たしていることを確認してください。このチェックリストを利用して、プロジェクトの承認プロセス中によくみられる問題の多くを事前に発見して解決しておくことで、承認される可能性が高くなります。
安全性試験の証明書を必要とするデバイスでは、次の手順が必要になります。
アプリ切り替え機能を使用するデバイスでは、次の手順が必要になります。
アクションをリリースのために送信する
リリース前の手順が完了したら、リリース用にアクションを送信できます。
スマートホーム アクションをリリースのため送信する手順は次のとおりです。
- プロジェクトを選択します。
- 左側のナビゲーション メニューで、[Deploy] > [Release](リリース)を選択します。
- [Production](本番環境)セクションで、[Start submission](提出を開始)をクリックします。

送信ステータスを確認する
送信リクエストにより、ポリシー審査と認定審査という 2 つの審査プロセスが開始されます。2 つの審査に合格して初めてアクションは本番環境にリリースされます。
- ポリシー審査: すべてのアクションが受けるポリシー審査では、アクションが Actions on Google のポリシー ガイドラインを遵守しているかどうかが検証されます。
- 認定審査: スマートホーム アクションは認定審査も受けます。これは品質保証のための追加検証です。認定審査員は、認定リクエスト フォームにより提出された内容を検証します(スマートホーム用テストスイートの結果も含まれます)。
アクションの詳細な審査ステータスを確認するには、スマートホーム プロジェクトをコンソールで開いて [Deploy]、[Release] の順にクリックします。
修正が必要な点が審査チームにより発見された場合は、プロジェクトのコンソール ユーザー インターフェースにそのステータスが反映されます。また、修正すべき内容について説明したメールが Google から送られます。必要な変更を加えたら、Actions Console でプロジェクトを再送信できます。

Google により承認されると、アクションはリリース待ちになります(通常は承認後の 1 週間以内)。エンドユーザーは、リリース後、Google Home アプリとアクション ディレクトリでアクションを確認できます。
スマートホーム アクションが本番環境にリリースされると、そのプロジェクトは、Google Home アプリのエージェント リストに [test] 接頭辞付きで表示されません。すでに公開したアクションに対して追加の開発とテストを行うには、別のドラフト プロジェクトを使用する必要があります。ドラフト プロジェクトは、開発プロセスとインフラストラクチャに応じて必要な数だけ作成できます。
デフォルトでは、サポートされているすべての言語でグローバルにアクションがリリースされます。 アクションの検出を特定のロケールのユーザーに制限するには、アクションでサポートされる言語を設定します(コンソールの設定で [Overview](概要)> [Modify languages](言語を変更)を選択)。
公開されたアクションに変更を加える
プロジェクトの変更を公開する場合(別のフルフィルメント URL を使用する場合など)は、次の手順を行います。
- テストスイートの結果を再送信します。
- 新しい認定リクエスト フォームに記入します([Deploy] > [Smart home certification] をクリック)。
- アクションを審査のために再送信します。
アクションを審査のために再送信すると、スマートホーム アクションの新しいバージョンがコンソールに作成されます。[リリース] ページを開くと、アクションのすべてのバージョン(審査中または取り消し済みのバージョンを含む)の履歴を表示できます。