デバイスのタイプとトレイト

「OK Google, 寝室の電気をつけて」などと Google Assistant と会話する場合、「OK Google」が呼び出しで、「寝室の電気をつけて」が文法と呼ばれます。Google は文法から smart home インテントを判断し、デベロッパー クラウドに送信します(フルフィルメント)。すると、デベロッパーはデバイスでコマンドを実行し、Google にレスポンスを返すことができます。

フルフィルメントがインテントを処理してレスポンスを返した後、smart home アクションは Google Home Graph に依存します。Home Graph を使用すると、Assistant はデバイスの同期、デバイスの状態のクエリ、デバイスでのコマンドの実行が可能です。

デバイスタイプ

デバイスタイプは、そのデバイスで使用する文法を Assistant に通知します。たとえば、デバイスを Light として定義した場合、ユーザーは「OK Google, ライトをつけて」を使って Assistant を介してデバイスを操作できます。

サポートされているデバイスタイプの一覧については、デバイスタイプをご覧ください。

デバイス トレイト

デバイス トレイトは、デバイスタイプの機能を定義します。複数のデバイス トレイトはどのデバイスタイプにも組み合わせることができます。たとえば、Light デバイスに OnOffBrightnessFanSpeed のトレイトを使用させることができます。FanSpeed トレイトはライトに使用する最も一般的なトレイトではないかもしれませんが、新しいデバイスにはどのようなトレイトでも使用できます。

デバイスタイプにデバイス トレイトを追加すると、デバイスは追加した各デバイス トレイトの状態を継承します。たとえば、OnOff トレイトを使用すると、デバイスは on の状態を true または false としてレポートできるようになります。

サポートされているトレイトの一覧については、デバイス トレイトをご覧ください。